太陽光発電システムは、太陽光パネルに騒音はないものの、パワーコンディショナーが稼働する時には若干の音を発します。
大きな音ではないですが、場合によっては騒音と感じられるケースもあるので、設置前にどのぐらいの大きさの音を発するのか確認しておきましょう。
目次
パワーコンディショナーの発する騒音
太陽光発電システムの中でも、パワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電した電力を家庭で使用できる交流電力に変換するための欠かせない機器です。
この機器はマイコンによる制御のため、稼働中には機械音を発生します。
メーカーや製品によって若干の違いはあるものの、その大きさは40デシベルほどになるようです。
エアコンの室外機と同じような音量だと考えてよいでしょう。
太陽光発電を導入する場合に見落としがちなのがこの音で、音がすることを知らずにパワーコンディショナーを室内に設置して、後から騒音に悩まされるというケースもあるといいます。
それほど大きな音ではありませんが、居住空間の真ん中に設置すれば音が気になるのは当然でしょう。
これは、事前にどの程度の音を発するのかを把握し、それを想定して設置場所を決めれば、確実に防ぐ事が出来るトラブルです。
太陽光発電の騒音への対処法
太陽光発電に騒音があるという話など、あまりクローズアップされる事がないので、そもそも知らなかったという方も多いでしょう。
屋外にパワーコンディショナーを設置している方なら、そもそも音がすることにすら気づいていない場合もあります。
その程度の大きさの音なのですが、そんな音でさえ生活空間に入り込むと、音に敏感な方にとっては騒音になる場合があるでしょう。
これを防ぐには、パワーコンディショナーを生活空間から離れた所に設置することです。
屋外設置型のパワーコンディショナーのメリットとデメリット
パワーコンディショナーには、屋外設置型のものと室内設置型のものがあるので、本来は設置前に業者の方からそれぞれのメリット・デメリットの説明があるはずです。
屋外設置型であれば、40デシベル程度の音量なので騒音に感じられることはまずないでしょう。
それに機器が発する電磁波が気になる方も安心出来ます。
ただ、屋外に設置する以上、雨風にさらされる事もあるので、室内設置型に比べると寿命が短くなることもあるようです。
日中に在宅していることが少ない場合は室内設置型がおすすめ
室内設置型でも、居間の真ん中に設置でもしない限り、気になるほどの音量ではありません。
それに、仕事などで日中は外出していることが多いというご家庭ならば、どこに設置しようとそもそも関係ないでしょう。
太陽光発電システムは、太陽光がパネルに当たっている時間にしか稼働しないわけですから、たとえパワーコンディショナーが音を発するとしても、その間は日中に限られます。
その時間帯に家を空けることが多いという方であれば、室内設置型でも騒音はまったく問題にならないでしょう。
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